9月21日。
殺人的豪雨で半ば嫌気がさしたソウル。
自炊した飯を食っていると、昨日一緒に踊った香港人が、
紙に大きく「酒」と書いてワタクシに何か言ってます。
どうやら、飲みにいこうぜ! と言っているようです。
言葉もほとんど通じないのに、お酒も飲めないのに、です。
「お酒は飲めない」
というと、気にするな、一緒に行こう、友達だぜ、と。
なんだか熱いなぁ、若いなぁ、でも、いいなぁと思い快諾。
香港、シンガポール、マレーシア、そしてワタクシと、
国籍だけ見ればまるでAPECのようなメンバー。
宿から10分ほど歩いたところにある屋台で乾杯!
その後、屋台で一人飲んでいた韓国人の人が合流し、
世界のエアラインでCAがキレイなのはどこかについて、
夜中1時すぎまで熱い男たちの議論は続きました。
それにしても。
ここで食べた豚のモツと牛の炒め物は、
韓国に来て、一番美味い食べ物でした。
屋台にソフトドリンクはなく、ビールか焼酎のみ、というのは
結構辛く、なぜお酒が飲めないのかを英語で説明できず、
彼らはワタクシがお酒を飲めないのを
最後まで理解できなかったようです。
しかし。
あの晩、かなり盛り上がったのは覚えているんですが、
いったい何語で会話していたのか、それだけが今だに謎のままです。
日本語はほとんど通じてなかったと思うんだが、
ワタクシは日本語しか話せないしなぁ…。