JR東日本の新車、E235系が発表。
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2014/07/post_462.html
なんだかもうデザインとかどうでもいいのか、と思うセンスのない顔。
首都圏はとにかく大量の人間を運ばないといけないので、
デザインなど必要ないんだろうけど、いくらなんでもこれはなあ…。
昭和のブラウン管テレビを思い出しました。
前面のどこかにダイヤル式のチャンネルついてそうです。
それはさておき。
外観はともかく、車内はハイテクで、
デジタルサイネージ、ま、簡単に言えば、
液晶モニタを使った広告ですね。
これで広告をだすため、
中吊りも消えてしまうらしい。
でも、中吊りだけでなく、天井のカーブに沿った広告までも
デジタルサイネージ化してしまうと、
いたるところでチラチラ動くものが見えてしまって、
落ち着かないのではないのでは、とも思います。
しかし。
西日本では209系とほぼ同時期にデビューした207系が
未だに現役なのに、東京の電車は209系から数えてもう4世代目。
原価償却が済んだら潰していくんでしょうけど、
使い捨て電車ってのもどうかと思います。
高い技術力の結果、生み出された車輌とはいえ、
ひたすら軽量化を求め、それ以外はバッサリと切り捨てるその車輌には、
ゼロ戦のような悲運な結果が待っているような気がします。
日本の、ひたすら軽量化された電車を見たヨーロッパ人が
「これは紙の電車だ!」と呆れて日本から電車を買おうとしなかった理由がわかります。
首都圏から突き出された103系が未だに広島で走っていて、
その103系をつきだした205系はすでに廃車になっている。
明らかに資本差のあった分割民営化ってのは
本当に良かったんでしょうかね。