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さて、タイでの寝台特急の続き。
タイの寝台特急には食堂車がついています。 食堂車の定員が少ないためなのか、 基本的に「シートサービス」がメインとなり、 食堂車はその基地となるわけですが、 当然ながら食堂車でも食べることが出来ます。 食堂車内はこんな感じ。4人がけのテーブルが6脚あるのみの狭い車内。 季節によって食堂車スタッフがデコレーションするようで この日はクリスマスデコレーションでした。 食堂車のメニューはそれほど多くなく、 ご飯と組み合わせるおかず類が6種類ほど。 辛いのもアレばそうでないのも有りますが、 食堂車内だけあって、値段は街ナカで食べるよりかはかなり高く、 170バーツでした。 それでも、日本ではもはや絶滅危惧種になってしまった 「寝台特急の食堂車」で食事ができるという点を考慮すれば、 その値段でも文句はないでしょう。 さてさて。 JRクラスの場合、2段ベッドの上段は すでにベッドメーキングが済んでいますが、 下段は時間になると係員がやってきてベッドメーキングしてくれます。 厚手のマットレスに手慣れた手つきでシーツを巻いていきます。 用意された寝具は枕と薄手のタオルケット1枚。 車内は冷房はガンガン効いていてメチャクチャ寒く、 タイの街中を歩くような夏スタイルで乗り込みむと確実に体調崩すと思います。 その証拠に、あちこちで薄いタオルケットに包まって ベッドに座っている人が多く、まるで難民キャンプ状態でした。 列車は北上を続け、外の景色は完全に真っ暗。 何も見えません。そこにガタンガタンと響く短尺レールの音。 さすが元ブルートレイン、日本時代よりも揺れるものの、 さほど気になることもなく、ぐっすりと眠ることが出来ました。 夜の闇を走る寝台特急。 この車内にいる限り、タイにいるとは思えない雰囲気です。 ただし、日本のように減光することはなく、 煌々と電気をつけたまま一晩中走るため、 カーテンをしっかり閉めないとかなり眩しいです。 (車輌により、照明の横に減光スイッチがついている場合もある) 食堂車は朝も営業していて、朝の場合は洋食(パン、ハムエッグなど)が メインとなります。 食堂車のみ、ノンエアコン車のため、窓をあけられます。 タイにしては涼しい風が食堂車内に吹き込んできます。 そのかわり、風以外のものも飛び込んでくるので注意が必要です。 この時は珍しく、時刻表の時間通りにチェンマイに到着。 長距離列車は2〜3時間遅れるのが普通のタイ国鉄なので、 まさに奇跡と言ってもいいでしょう。 チェンマイの駅に佇む元JR西日本の寝台車。 寝台特急で到着する北の古都は、 「はるばる来たー」となんとも言えない旅情を感じさせます。 ブルートレインと言われた彼女らも、タイ国では高貴な紫に身を包み、 その特別感を一層高めています。 かなり手が入れられているようで、タイ国鉄はまだまだこの車両を 使う気があるような気がします。 事実、この「車輌」を目当てにワタクシのように、日本からわざわざ 乗りに来る人も多く、そのため、なるべくJR車を運行しようと 頑張っているのかもしれません。 中国製の寝台車の導入が決まったため、 おそらく近いうちにこの元ブルートレインも置き換えられてしまうんでしょうけど、 それまでの間、最後の時まで頑張って欲しいです。 ちなみに、JRクラスでない、タイ国鉄標準の寝台車内はこんなかんじです。 こちらもこちらで貴重なプルマン寝台車。 車内の作りやベッドのサイズなども 開放型オロネ24などと同じなようです。
by sherpa_kl250
| 2015-01-07 22:12
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