タイ国鉄の自作車輌をまた増備しました。
去年から作っていたんですが。ようやく完成したので紹介します。
今回もペーパー製の車輌で、
手前からBSC型、BNS新塗装、BNS旧塗装です。
BSCは旧型客車ながらタイでは主流になっている2等非冷房車。
以前にもプラで自作していますが、今回はペーパーで作成。
ペーパーの特性なのか、裾の丸い絞り込みが上手く行かず、
とりあえずイメージのみの再現になっています。
続いてBNS2等非冷房寝台車です。
今回は新塗装車と旧塗装車の2両を作成。
今では新塗装車が主流になりつつ有りますが、
まだまだ旧塗装車も残っています。
写真から採寸し、床下機器も写真から
「それらしく」見えるように作成しています。
実際に現地で見ましたが、この2等非冷房寝台、かなりボロボロで、
いったいいつまで使用するんだろうと思うんですが、
快速などの非冷房のリーズナブルな寝台車としては
この車輌しかないため、まだまだ酷使されるようです。
タイ国鉄ネイティブの寝台で編成を組んでみました。
急行列車以上の寝台車は冷房付きが主流ですが、
快速列車などではこのように
冷房寝台車1両+非冷房寝台車2〜3両というのが
標準的な編成のようです。
さて、上記にも書きましたし、
寝台列車の乗車のブログでも書きましたが、
タイではステンレス製の寝台車以外の老朽化がかなり進んでいて、
近々、中国から大量に寝台車を導入するようです。
そうなれば、タイ国鉄の列車もかなり変わってしまうと思います。
日本人としては、日本製の客車を導入して欲しいところなのですが、
日本側は新幹線や通勤電車の売り込みしか頭にないらしく、
もしかすると、今の日本には「客車」を作る技術が
もうないのかもしれません。