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会社の一角に人だかりが出来ていたので、
「おっ! ついにWiiが来たか!?」 と思って見に行くと、 「オシャレ魔女ラブandベリー」のDS版でした。 「ヲタ・ヒゲ・メガネ」の3拍子そろった ソフトウェア開発会社の人間が街角で、 お子ちゃま女子に混じってそんなゲームを出来る訳もなく、 でも、売れているのでやってみたいという気持ちは みんな持っていたようで、楽しんで頑張ってました。 CMで流れる「おしゃれ着用洗剤」の「おしゃれ着」ってのが どんな服なのかもわかってないヤローどもが、 「オシャレ魔女」である。 世間的には笑い話以外の何物でもない ホンマに「イタイ」集団。 DSの横にはアルバム2冊分のカード。 子連れプログラマーの私物らしい。 さっそくプレイしてみる。 いきなりおしゃれ度「72点」でした。 ストリートにアイドル系の服と舞踏会の髪型、 サンダル履きではそりゃ低いも同然。 こんどはちゃんとカードをコーディネートしたら 「200点」が出ました。 「おっしゃー」と奇声をあげる30代男子。 盛り上がる男性スタッフにヒキまくる女性スタッフ。 何回かやってるうちに、内部処理計算のアルゴリズムが だんだんつかめてきて、そこそこ安定した得点を出せるようになりました。 この年末のクソ忙しいさなか、1時間ちかくプレイ。 ああ、なるほど、これは楽しい。 自分のセンスがモロに得点になるわけだし、 しかも、みんなでやると無意識のうちにセンスの勝負になる。 お子ちゃま女子に受けるのがわかる気がする。 でも、センスがよくてもカードが少なければ勝てない訳だし、 それこそお金をかけて「持ちダマ」を多くした方が勝てるチャンスも高くなる。 実際、これをプレイしているお子ちゃま女子の間では、 かなりドロドロした醜い争いが起きているんではないだろうか。 ご陽気でファンタジックな世界なのに、一触即発の恐ろしい女の世界。 だからどんどんお金を費やしてカードを買っていくのだろう。 お子ちゃま男子だったら、絶対に殴り合いになっているはずだ。 それはさておき。 こんなオシャレなゲームでも、 ヲタヒゲメガネな人たちが徹夜をしてプログラムを組み、 床で仮眠をとりながら、奇声を上げ罵声を浴びせ、 必死になって開発したんだろうなぁ。 ああ、おつかれさまです。
by sherpa_kl250
| 2006-12-08 00:57
| CPUな話
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