鳴子温泉駅で見かけたポスター。
横手の町でも色んなところで見かけました。
なかなか楽しそうなイベントですが、
根室「エスカロップ」や大分「とりてん」、伊那「ローメン」がないですね。
しかし。
こういう「ご当地もの」の食べ物は好きですが、
「B級グルメ」という言葉はキライです。
何を持って「A」「B」なのか?
結局のところ、東京中心の考えなんですよね。
東京のマスコミが面白がればそれでOK。
確かに地方にしかない食べ物を見つけるのは面白いんですが、
まず「東京ありき」であり、
泥臭くて垢抜けてないものが「B級グルメ」、
という「前提」で取り上げられるのが、ものすごく悲しいのです。
地方が胸はって「ご当地グルメ」をアピールするのは大歓迎ですが、
東京に媚び売ろうという姿勢になるのはやめてほしいです。
でないと「駅弁」のように、本末転倒な辞退になりかねません。
「駅」の「駅弁」はすでに絶滅寸前で、
「駅弁」はデパートで買うものになりつつありますから。
ちなみに。
食べ物の名称も地方色が無くなりつつあります。
関西には「冷し中華」という言葉はなかったんですが、
ここ最近は、関西でも「冷し中華」って言うようになってきました。
食べ物の名称が失われていくのは、
地方文化の消滅でもあり、寂しさを感じます。