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阪急沿線住民の戯れ言


とある大阪の猛牛軍団
by sherpa_kl250
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さんりくの海、どこまでも青く。

このGW、ワタクシのまわりでは
東北を旅した方が多かったようです。
風評被害、自粛ムードで東北は意外な穴場だったようで、
落ち着いて桜を見れたそうです。

行ったかどうか不明ですが、
寝台特急日本海、特急白鳥、急行きたぐについての質問も
数名から受けました。
夜行列車で行く東北。
朝を迎え、あと少しで終着、青森駅というときに
車窓に飛び込んでくる岩木山の堂々たる姿。
岩木山は実にたくましく、絵になる山です。
冬だと、目覚めたときの一面の銀世界。
東北ほど夜行列車の似合う土地はありません。

この状況下。
ワタクシも身体が動けば仙台へ
楽天戦を見に行ってたかもしれません。
大好きな東北だからこそ、旅をすることで
微々たる力であれ、復興の手助けになれば。
なので、今年は無理をしてでも仙台遠征をしようと思います。
ただ、東北復興とイーグルスの勝利は別の話。
勝負事ですから仙台でも思いっきりBsを応援しますが。


さて。

太平洋側の三陸鉄道については
壊滅的な打撃を受けたために、復旧はかなり困難で、
もしかすると廃線になってしまうかもしれません。

土曜日、近江鉄道に乗ったときに、三陸鉄道支援の
ポスターが貼ってありました。
GW中には三陸鉄道グッズを販売していたそうです。

三陸鉄道は、リアス式海岸を貫くように走っており、
トンネルと海しか見えないと言う実に変わった車窓。
トンネルとトンネルの間に駅があり、集落があり、
そして海がありました。
山を抜けると海、そしてまた山。
三陸海岸の険しさを実感できる車窓。

さんりくの海、どこまでも青く。

気仙沼線開業時をルポした30年以上前の
鉄道ジャーナルの記事に、そのようなタイトルが付けられていました。
実際に三陸の海を列車から見ると、
そのタイトル通り、どこまでも、群青色の落ち着いた姿をしていました、
でも、その海が豹変し、恐ろしい津波によって破壊されたのです。

八戸から宮古、釜石を経て盛、大船度、気仙沼と
海と山を貫いて走る三陸海岸沿いを走る列車。
どこの車窓からも、穏やかで大きな海が間近に実感できました。
その繰り返し。単調でもありつつ、トンネルがせわしなく現れ、
でも、そこに変化のある景色。
いい感じにのんびりとリラックスできるような風景。
列車はそんな中をトコトコ走っていきます。

写真は三陸鉄道の車内から映した太平洋。
普代駅付近の光景だと思いますが、
今、このあたりの風景はいったいどうなっているんだろうか…。
さんりくの海、どこまでも青く。_e0050226_022134.jpg

復興は長く険しく、かなり厳しいかもしれませんが、
復旧すれば、三陸沿いを鉄道で北上したい。
あの車窓を再び見れる日はきっと来る。
そう信じたいです。

by sherpa_kl250 | 2011-05-09 23:44 | 戯れ言
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