トラブル続きで、ちょっとした故障でニュースになるような
中国の高速鉄道がついに大事故をおこしてしまいました。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110724-00000014-jij-int
落雷で止まっていた電車に別の電車が突っ込むという事態。
列車が橋から落ちるということはかなりな速度で突っ込んだはずで、
信号装置が上手く機能していなかった模様。
でも、信号装置が上手く機能していない場合、
日本の常識で考えるなら「全列車停止」となるはずなのに、
後続列車が走っていたというのもそれはそれで謎で、
原因の究明がされるのかどうかすらわかりませんが、
なぜこうなったのかはしっかりと調べる必要があると思います。
ただ。
あまり話題にはなってませんが、
日本でもこうした事故は何年かに一度、
在来線で発生しており、
日本でも起こる可能性は
ゼロではないということです。
それに、日本でも昭和30年代には、
100人単位で死者の出た事故を数回起こしてます。
その事故調査の徹底した究明が、
現在の鉄道を安全に走らす礎になっているのです。
それは新幹線も例外ではなく、過去の事故の上に
今の技術、運行思考があるので事故が起こりにくいとなる訳です。
それでも事故発生率は0%にならず、
起こってしまう訳ですが。
「技術をパクった罰だ!」
ということはひとまず置いておき、事故原因が判明し、
それが日本でもカバーできてない事項であれば、
日本もこの事故の原因を踏まえた
対策を考えないといけないと思います。
ただ、中国がどこまで調査し、
どこまで情報を開示するかは不明ですけど。
さて。
事故を起こした車両はE2系をモデルにした車両。
「日本の車両が事故を起こした。事故原因は日本にあるから賠償と謝罪を」
とか平然と言ってきそうで、それが怖いです。