映画「けいおん!」の動員数が111万人を
突破したのを記念して大入り記念特典第1弾を配布。
http://www.tbs.co.jp/anime/k-on/k-on_tv/news/news.html
うーん。
前売り入場券も数パターンの絵柄のものを
公開1年前くらいから小出しで発売していき
さらに半券3枚で「フィルム」プレゼント。
そして今回の特典。
しかも「第1弾」とわざわざうたっていることから、
引き続き第2弾、第3弾とやるようです。
けいおんは好きだが、ここまで露骨に「商売」やられると
もうどうでもいいやって感じます。
最近、こういった「リピーター」からお金を巻き上げる商法が
多すぎて、エンタメ界に対して不信感を抱いてしまいます。
お金を搾り取れる「客」を見つけて、そこにつけ込んで
どこまで搾り取る作戦。
エンタメ界にも数値のみを追求する人が
増えてきた証拠なのでしょう。
作品に愛を抱かず、商売道具としてのみ利用する。
もうなんだかキャバクラみたいになってきてます。
エンタメ界で、自分の手がけた物を「作品」と言わずに
「コンテンツ」とか、さもわかったかのように得意気にいうヤツはキライです。
まあ、そういう人たちは実際に「作って」ないから仕方ないんですがね。
そして、それだけ稼いでいるのに、その作品を作っている人には
ほとんどお金が落ちていかない不思議なシステム。
けいおんにはTBSががっちり絡んでます。
だからこそ、こういう商売に走るわなーと納得。
過去の色々な作品からして、どんなものにもテレビ局が絡むと
ロクなモンになりません。
映画「けいおん」は、内容の是非はともかく、
作品としては「けいおん」の世界観を壊していない良作で、
ファンとしては安心したんですが、
やり方がちょっと「やりすぎ!」だと思います。
でも。
そういった愛のない人にお金稼ぎに利用されて
一番つらいのは原作者でしょうね。