先日、模型屋に行ったら、ジャンクコーナーで
寝台車が結構安く売られていました。
500〜600円程度の値がついていただけに、
塗装はぼろぼろだし、もはや帯の色すらわからない、
青一色状態の車両でした。
その中になんと「オロネ25 300」がありました。
最近、TOMIXから発売されたものではなく、
20年くらい前に発売されたKATOの製品です。
金帯ですが、もはや車体にその帯色は残ってないほど、
色あせ、こすれて、床下も埃まみれな状態でした。
そこでタイ国鉄仕様で塗り替えてしまいました。
バンコク発チェンマイ行き13・14特急に運用される
新カラーで塗り替えてみました。
手前が元オロネ25 300(A.N.F形)、
奥がオハネ25(A.N.S形JR-W Type)です。
このカラーリング、当然日本には存在しないカラー。
オロネは1等車、オハネは2等車なので、
仏教国らしく高級感を出すために紫をベースとした
カラーとなっています。
↓これがタイで撮影した実物の写真
さて。
当然ながら塗料の調合から考える必要があり、
色々と検討した結果、車体の明るい紫は
クレオスの「ガンダムカラー・MSパープル」と「パープル」に
ピンクを少々混ぜて作成。
窓まわりの濃い紫は
パープルとマルーン、そしてガンダムカラー・MSパープルで調合しました。
本当に正確な色味ではないですが、
実際にこの目で見たイメージや、ネットで見ることの出来る
写真のカラーリングとはそれほど大きく離れておらず、
雰囲気が出てなかなかいい出来なんでは、と思います。
↓元オロネ25 300のA.N.F.101形です。
銀帯については、なんとエヌ小屋というメーカーさんから
「25形用銀帯シール」が商品化されており、これを利用することで、
塗装よりも質感の高い銀帯を再現できました。
タイ国鉄車両も気づいたら結構増えてきました。
これからもコツコツと自作しながら、
タイ国鉄客車を増備していこうと思います。