北海道最後の夜は札幌泊まり。
最初は札幌ドームでも行こうかと思ってたけど、
礼文島で燃え尽きたのでホテルで沈澱。
さて、利尻から乗ったHACはSAAB340という小さなヒコーキ。
ヨコ3列で狭そうな印象でしたが、
一人がけに座ると意外とそうでもなく、
むしろ、隣にイスがないぶん、ゆったりと感じました。
一本前の全日空機は、揺れるため、トイレは乗る前に済ましてほしい、
とお願い放送かかってたのに、こちらはそれもなく、
全く揺れずに丘珠空港に到着しました。
と、言うか、ずっと寝てたんですけどね。
北海道エアシステムは元はJAL系なので、JALのマイルは加算されるんですが、
チェックイン時にJALカードだしたら、手書きで会員番号をメモってました。
また、手荷物タグも手書きで、輪ゴムでくくりつけるという、
昔の鉄道小荷物のチッキのような方法で管理してました。
大きな会社の大きな空港業務とは違って手作業が多く、
いかにもローカルな感じがしました。
チェックイン時間になると、さっきまでANAの受付やってた人も出てきて
チェックイン業務を進めてたので、
空港職員は会社に関係なく作業をするようです。
到着した丘珠空港も、大都市近辺とは思えないくらいノンビリした空港で、
本州に住んでいると、おそらく縁がない空港だと思います。
わざわざ乗りにいかないといけない。
鉄道のローカル線と同じです。
その独特の雰囲気が面白く、
空のローカル線というのも、なかなか味があって楽しめます。
ところで、丘珠空港ですが、
あと少しの所まで地下鉄きてるんだから、
地下鉄通せばもう少し賑やかになるんじゃないかと思います。
利尻便に続いてもう一便到着してましたが、
そちらはスーツ姿の人が大量に降りてきて、
道内のビジネス需要はそれなりにあるようで、
空港の足が便利になれば、内地の人間でも使える空港になるかと思います。