弁天町の交通科学博物館が閉鎖になるそうだ。
http://rail.hobidas.com/blog/natori/archives/2013/07/25/
梅小路の鉄道博物館が発表されたときは
弁天町は規模を縮小して残すという報道がされましたが、
結局のところ、弁天町は閉館するようです。
それにしても気になったのが↓の記事の一文
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130724-00000047-rps-bus_all
「交通科学博物館から新鉄道博物館に移設展示する車両や資料は、
今後検討を進めて順次発表するとしている。」
全部梅小路入りするわけではないのが驚きです。
と、なると、鉄ちゃんからみれば貴重な車両であっても、
一般受けしない、普通の人には価値がわからない、華がない車両は
潰されてしまうことになります。
危ないのは、DD13、DD54、スロネフ59、スシ28、ナシ20あたり。
どれも貴重な車両なのですが、普通の人にとっては、
どこがどう貴重なのかまったくわからないし、
手入れに手間がかかるから、悲しいかな、潰されてしまうかも…。
すでに「食堂車」という物自体が過去帳するような存在なだけに、
ナシ20の食堂車内で「食事」ができるなんてのは、
まさに「生きた展示」であり、
ぜひとも新しい博物館でもやって欲しかったのですが、
それもかなわぬ願いとなるのでしょうか。
スロネフ59は民間人が唯一車内に入ることができる
「皇室用車両(直宮・皇太子専用車)」だったんですが、
その意味が分かる人も今はそんなにいないでしょう。
博物館が収蔵物を破棄するというのがちょっと信じられませんが、
鉄道車両は美術品や遺跡出土品などと違って
巨大なものですし、税金やら云々の大人の事情があるのでしょう。
JR西日本の発表を待つしかないですね。
それにしても博物館が収蔵品を破棄するのは、
実はそう珍しいことでもないのかな?
で、いつもお世話になっている
han9_ensenさんのブログにこんなリンクが。
http://www.mtm.or.jp/pdf/oshirase_130724.pdf
「581系の原寸大レプリカ(現存せず)」の文字が…。
581系のレプリカ、潰しちゃってたんですね。
もったいないことするなあ。