「いかレスラー」「コアラ課長」に続く河崎実監督の動物擬人化シリーズ第3弾(!?)
「かにゴールキーパー」を見に行ってきました。
この映画、5/27〜6/2と一週間しか劇場公開しない上、
レイトショーオンリーという、明らかに世間を相手にしていない映画。
しかも前代未聞の劇場公開開始と同時にDVDも発売開始という、
なんとも思い切った、いや、劇場で公開することが「アリバイ」のような作品。
「コアラ課長」は残念ながら劇場で見ることができなかったけど、
「いかレスラー」は見に行きました。「いかレスラー」もたしかレイトショーだったはず。
そんな映画なので全然お客さんこないと思ってたら、
結構入ってます。ほぼ満席でした。
しかも「映画好きっ!!」っていう人ばかりではなく、普通っぽい人たちも。
で、なんと言っても藤岡弘、なのですよ。
そのインパクト。スクリーンに藤岡弘、が登場するや否や、観客全員大爆笑。
そして竹中直人。藤岡弘、を見れただけでもうお腹いっぱい。
ストーリーも明らかにバカ狙い。カニが泡を吐くからソープランドって。
なんやねん、それ。
かにゴールキーパーといいつつ、実際に試合で活躍するシーンはほんの少し。
「ええっ!?」っていう間に終わってしまいました。
けど、おすすめです。バカです。狙いすぎ。めちゃ笑えます。
ぜひ見てください。と、言っても今日で終了なんですけどねー。
それにしても、「濃い目」の役者さん以外、みんな演技がヘタクソ。
それもまた狙ってるんでしょうけど、もうちょっとどうにかならんか。
そして、上映形式も映写機による「フィルム」でなく
DVDによる「プロジェクター」だったので、最初は芸大の卒業制作かと思いました。
映画館なんだから、きちんと映写機でやってほしいところ。
まあ、期待してたよりオモロかったんで、エエか。