日曜のお昼。
阪堺電車でガタゴト揺られて船尾駅へ。
そこから歩くこと数分。古い民家を改造したマルチスペースがありました。
その中の一軒、「喫茶ハピル」というカフェに入る。
29日の飲み会に参加した日本一周したチャリダーさんの
お友達が切り盛りしているカフェで、
沖縄の素材を使った茶菓を楽しめる小さな小さなお店です。
で、このカフェが実にのんびりしています。
まわりは静かな住宅街ということもあってか、ノイズが聞こえません。
カチコチと響く時計の音が静かに響くのみ。
室内は線香の香りがよく似合う古い民家に
レトロというか「いい感じに使い込んだ」調度品。
室内に広がる線香の香りが余計に気持ちを落ち着かせます。
素朴なのです。
いいなー、この空間。
着流しを来て本を読みながら、眠ってしまい、
その家に住む女学生(セーラー服+三つ編み)が
「あらあら、書生さんったら」
と声をかけて談笑していると、ロッテンマイヤーさんを
和風にしたようなその家の大奥様が出てきて
「何をしているのですか」
と一声かけると、女学生(セーラー服+三つ編み)が
顔を赤らめながらその場を立ち去る、
古き良き大正ロマンを感じさせる、そんなイメージが膨らむお店。
…ってどんなんやねん!!
女学生(セーラー服+三つ編み)も和風ロッテンマイヤーさんもいません。
すいません、妄想モード全開でした(^^;
ほどよく甘い黒糖ミルクを飲みながら、
大きな窓から差し込む日差しにあたっていると、
このままテーブルに突っ伏して眠ってしまいたい、と思ってしまうくらい、
いい感じにのんびりできるのです。
お店の場所も住宅街の中なので、
店に入れば人目につきにくいし、店内はのんびりできます。
これぞまさに「隠れ家的カフェ」です。