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阪急沿線住民の戯れ言


とある大阪の猛牛軍団
by sherpa_kl250
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阪急ブレーブスが残してくれたもの

ワタクシは何食わぬ顔して、バファローズファンなんて言ってますし、
さも昔からの熱狂的な近鉄ファン、みたいなふるまいしていますが、
実はその昔、阪急ブレーブスのファンだった。
けど、熱狂的な阪急ファンではなく、野球見るなら「阪急」ってな感じのライトなファン。
阪急沿線に住んでるんだから、そりゃ自然と阪急と名のつくものに親近感を覚える。
「阪神」なんて言われても、肌色と赤の電車しか浮かばないし、なにより、阪急と阪神の
車両を比べたら、阪急の方がスマートだしかっこいいいし、梅田まで出ないと乗れないし、
なんでわざわざ「阪神」応援するの? ってな感じ。
阪急がオリックスに身売りしたのは1988年。その発表は10月19日。
そう、近鉄が川崎球場で死闘を演じていたときだ。
当時「4時ですよ〜だ」を見てて、臨時ニュースが入り、ダウンタウンの二人が
「阪急が売却されるそうです。このあと特番になります」って言ったのを覚えている。
「えっ? 南海の間違いじゃないの?」って何度も思った。

でも、それは本当だった。
売却先は「オリエントリース」

「阪急がなくなる!!」
中学生ながらにかなりの衝撃を覚えた。新しいユニフォームは青と黄色。
違和感ありまくりだった。新生ブレーブスは阪急時代のパワーを継承していたので、
それなりに強いチ−ムだったが、阪急時代からの「中途半端」さは
どうしても払拭できなかった。数年後、ついに「ブレーブス」の名が消えた。
そして、ブレーブスへの興味はなくなった。

その間、星野仙一の得体のしれない「かっこよさ」に引かれてドラゴンズを
応援していた時期もあったが、そんなとき、近鉄に出会った。

昔から面白いチームだと思ってたのは確か。「10.19」の翌年の近鉄は強かったし、
勢いがあった。オリックス・西武とのとんでもない優勝争いを勝ち抜いて優勝したときは
「ああ、近鉄ってすげぇ」って思ってた。
そんな近鉄も、TVで見るとパリーグの「イロモノ」として扱われているし、
なんかどんくさいけど、一生懸命がんばっている。なにより、帽子のデザインが
「岡本太郎」って知ってから、急速にバファローズに気持ちが傾いた。
そして、決定づけたのが大学進学。通学で近鉄南大阪線を利用するようになってからだ。
毎日見る藤井寺球場。試合のある日は急行が藤井寺に停まり、三色帽をかぶったおっさんであふれかえる。あべの橋駅には試合速報掲示板があり、ここで試合経過を見れた。
近鉄のプレイではなく、近鉄の持つ雰囲気に惹かれた。自然と近鉄ファンになった。

そして2004年・・・。
近鉄はパリーグを守り、散華した。
ワタクシにとって、ひいきのチーム2度目の消失。

悩んだ。

でも、球場に行ってみると、やっぱり野球は面白い。
応援団もがんばっている。外野自由席の面白さも知った。
もう、あんな気持ちは味わいたくない。

だから球場に行く。
阪急がなくなったときよりも抵抗なく、新・オリックスを応援できるようになった。

もし、阪急ブレーブスがなかったら、ワタクシはプロ野球を知らなかっただろうし、
阪急ブレーブスがなくなったときのショックがあったからこそ、
今回の騒動も乗り越えることができたのかもしれない。

by sherpa_kl250 | 2005-08-24 02:11 | 野球な話
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