「馬鹿どもに車を与えるなっ!!」
と言い放ったのは、あの美食家にして陶芸家の海原雄山。
かなり無茶だがある意味正論。
そう思ったのは今日の出社時。
土曜日なので昼から出社でも良かったが、
ドームに行くので朝から行って仕事を片付ける。
が、道と言う道の全てが車であふれかえっている。
世間はお盆休みの季節なのだ。
家の前の道から一般道へ合流するとき。
待てども待てども車の列が途切れない。
しかも、「練馬」「尾張一宮」「袖ヶ浦」などと
滅多に見ない珍しいナンバーの車も混じっている。
すりぬけすりぬけでなんとか進むが、
曲がる道、行き先を間違えたのか、突然ハザードを出して止まる車が多い。
そうなると道が詰まる。国道でもない普通の住宅街を抜ける狭い一般道である。
車が詰まると、バイクですり抜ける隙間もない。
国道へ出るが、国道も凄い車の数で全く動かない。
どこへ行っても車、車、車。
車に乗ってる人は冷房をガンガンかけて渋滞も快適だろうが、
バイクは炎天下に体さらしているんだから、
走ってないと、体温もエンジンも温度が上がってくる。
どいてくれー、
俺は仕事に行くんだぁ!!!
と、心の中で叫んでもどうしようもない。
会社まで、いつもの倍の時間、かかりました。
「馬鹿どもに車を与えるなっ!!」
と言い放った海原雄山の気持ち、よくわかりました。
航空会社が、お盆の時期にいっさい割引せずに
高い運賃を設定するように、国が働きかけて、
お盆の時期だけガソリン代を1リットル500円くらいにしたらどうだ。
その方が環境対策にもいいと思うぞ。