丸い団子鼻の0系新幹線は、昔ながらの白と青の塗装に復元されてました。
車内はガラガラ。明らかに0系目的の同業者さんしかいない。
座席だけは2&2シートです。
洗面台が自動ではなく、レバーを押さえておかないと水が止まる旧式。
上着用フック。なぜフックが2つあるのかというと、
上の長い方に帽子をかけて、下の短い方に上着をかけます(右図のような使い方)
今の時代、帽子をかぶる人が少ないから、
(今でもかぶる人はいるんですが、昔は室内での帽子着用はマナー違反でしたから)
最新の新幹線についている上着用フックは1つなんですね。
まさに昭和30年代の発想です。
今は使われていない「売店跡」がありました。
デッキにある違和感ある白い箱。昔はここに冷水機があったそうです。
その上の色あせた写真が郷愁をそそります。
このように車内随所に漂う国鉄テイスト。
これでビュフェがあればねぇ…。
でも、車内オルゴールは「いい日旅立ち」でした。